フィリピンのバコロドにて滞在制作してきます。

国際交流基金マニラ日本文化センターとTRA-TRAVELによるエクスチェンジプロジェクトに選出いただき、フィリピンのOrange Projectにて滞在制作できることになりました! TRA-TRAVELゆかわさん、国際交流基金マニラ日本文化センター松田さん、Orange ProjectのCandyさんをはじめ、皆さまに感謝です。そしてこのプロジェクトに推薦いただいた木村絵理子さんに感謝です!そして英語企画書の監修をしてもらったエリザベスさんにも感謝! レジデンスは10月半ばからの2ヵ月間。フィリピンのネグロス島にあるバコロドという街に滞在します。滞在の最後には成果発表なども予定されています。もし期間中にフィリピン近辺にいるって方がいれば合流しましょう。 初めての海外レジデンスですが、サポートがしっかりしているようなので思い切っていろいろチャレンジできたらと思っています。自分の活動を前進させ、フィリピンのアート界隈の人との繋がりができる滞在になれば!!楽しみ! TRA-TRAVELのサイトより詳細が見れます。 tomotosi

市原湖畔美術館「レイクサイドスペシフィック!」に参加します。

Upcoming group exhibition called “LakesideSpecific!” at ICHIHARA LAKESIDE MUSEUM! レイクサイドスペシフィック!—夏休みの美術館観察出展作家:森洋樹、石田真澄、光岡幸一、トモトシ、BIEN開館時間 2024/7/20(土)~9/23(月)平日/10:00 〜 17:00 土曜・祝前日/9:30 〜 19:00 日曜・祝日/9:30 〜 18:00最終入館は閉館時間 30 分前まで休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)料金 一般:1,000( 800 )円 / 大高生・65 歳以上:800( 600 )円*()内は 20 名以上の団体料金。*中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方とその介添者は無料*支払いは現金のみとなります。住所:千葉県市原市不入 75-1主催:市原湖畔美術館[指定管理者:(株)アートフロントギャラリー]後援:市原市教育委員会 “LakesideSpecific!”Artists: Hiroki Mori, Masumi Ishida, Koichi Mitsuoka, tomotosi, BIENOpening hours: 2024/7/20 (Sat) – 9/23 (Mon)Weekdays/10:00-17:00, Saturdays and day before national holidays/9:30-19:00, Sundays and holidays/9:30-18:00Adults: 1,000 yen / Senior high school and university students, 65 years old and over: 800 yenAddress: 75-1, Funyu, Ichihara-shi, Chiba, 290-0554, Japan tomotosi

個展「ハングリーマンション」@Token Art Center

トモトシ 個展「ハングリーマンション」/ tomotosi solo exhibition “Hungry Condo” 会期/ Period 2024.5.11(sat)〜2024.6.9(sun) 12:00〜19:00 *only weekends and holidays(2024.5.11, 12, 18, 19, 25, 26, 2024.6.1, 2, 8, 9) Token Art Center入場料/ Admission:¥500(with tea)住所/Address:墨田区東向島3-31-14/3-31-14 HigashiMukojima, Sumida, Tokyo イベント/Events オープニングデリバリー/ Opening delivery 2024.5.11(sat)17:00〜19:00展覧会入場料500円+商品代+デリバリー料金(300円程度)オープニングパーティならぬオープニングデリバリーでは、会場で食べたい、飲みたいものなどをトモトシが買ってきてくれます。会場で直接ご注文ください。トモトシによって届けられたフード、ドリンクで乾杯しましょう。デリバリー料金は、1㎞以内は300円、1㎞以上は500mにつき100円追加でいただきます。飲食店例:デリカぱくぱく向島店、一福 東武曳舟駅前店、八木商店、キッチンオリジン 東向島駅前店、セブン-イレブン 墨田堤通1丁目店、ケンタッキーフライドチキンイトーヨーカドー曳舟店(テイクアウトOKの店舗、商品であればどちらでもご注文可能です) クロージングデリバリー/ Closing derivery 2024.6.9(sun)17:00〜19:00展覧会入場料500円+商品代+デリバリー料金(300円程度) 都市をたずねる Vol.90 「ウーバーイーツアー」/ Ask the CityVol.90 “Uber EaTour” 2024.5.11, 12, 18, 19, 25, 26, 2024.6.1, 2, 8, 9 12:00〜19:00トモ都市美術館の恒例企画「都市をたずねる」。5月11、12、18、19、25、26日、6月1、2、8、9日は「ウーバーイーツアー」をやってみます。Token Art Centerでのトモトシの個展「ハングリーマンション」の展示の一部でもあります。ウーバーイーツ配達員とツーリングするイベントです。先導自転車は現役配達員トモトシです。普通にウーバーやるので、危険のない範囲でついてきてください(お客さんのプライバシー的には配慮していただきます)。配達員の方は今となっては日常的に見かけると思いますが、どんな働き方をしているかなど知らないことも多いかもしれません。ちなみに個人的なウーバーイーツの面白味としては、ゲームみたいに街の空腹を攻略していく感じと、逆に空腹に誘い込まれる感覚になるところ。そして絶対住めないマンションに一瞬入ってしまう感のも興味深いと思っています。自転車は一台用意がありますが、自身がある人はランニングでも。収益は山分けしましょう。どなたでも適当に。展示開催中ですので、作品鑑賞のみでももちろんOKです。よかったら。誰も来なければトモトシ1人でやってます。 都市をたずねる Vol.90 「ウーバーイーツアー」日時:2024年5月11、12、18、19、25、26日、6月1、2、8、9日 12:00 – 19:00(雨天中止、その他状況により時間変更の可能性あり)集合:Token Art Center参加費:500円(展覧会入場料、お茶付)当日連絡先:080-3057-9642(トモトシ)共催:Token Art Center企画幹事:トモトシ協賛:募集中※雨天の場合の中止判断は前日までに告知します。 展覧会紹介/ Introduction Token Art Centerでは、5月11日よりトモトシ個展「ハングリーマンション」を開催いたします。トモトシは、国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業したのち、10年間都市計画に携った経験から、「建築や都市の完璧なデザインはありえない」という考えに辿り着き、現在は都市の不完全性に着目した作品を映像、写真、インスタレーション、パフォーマンスとして発表しています。この都市計画からアートへ転向した経歴は、作品内容だけでなくその手法にも大きく影響を与えているように思われます。大胆に社会に切り込み都市の見え方をドラスティックに変えるような作品は、ある意味で都市再開発のような目に見える効果をもたらすかもしれませんが、トモトシ作品はその逆の方向性、つまり、気付かれないように、成りすまし、忍ばせるような手法でアクションを仕掛け、人々の潜在的な意識に作用させようとすることが特徴といえるでしょう。例えば、《逆パノプティコン》2016 という作品。都市の公園は、所有者による管理が隅々まで行き届いていて、植物は適切に剪定され、ごみはほとんど落ちていない。トモトシはそんな公園において、最初に誰も気づかない小さな植物を植えて、それを日に日に少しずつ大きな植物に植え替えていきました。途中、トモトシの植えた植物に公園の管理委託業者らしき人が水を撒いていたり、遊んでいた子供が触れている様子が映っていて、あたかも最初からそこに植えられていたかのように公園利用者は振る舞っている(その変化に気づいていて受け入れていた人もいたかもしれない)。しかし同時に植えられていなければ振る舞いは別のものになっていたのかもしれません。都市空間での人々の振る舞いやルールなどは、管理者によって設計される段階からすでに想定されていて、それに抗うことは一見難しいように思います。しかし、このようなトモトシが実践する小さなアクションによっても、それらは容易に変化させることができるのかもしれません。秩序が張り巡らされた都市と個人の意識の中に、実は自由が潜在しているのでしょう。今回の個展「ハングリーマンション」は、フードデリバリーサービスと白旗、大きく分けて二つのモチーフを扱った作品で構成されます。メインとなる作品は、トモトシが日銭を稼ぐために行なっているUber Eatsなどのフードデリバリーサービスから着想されています。トモトシは、普段交わることのない、自身を含む低所得者層(配達する側)と高所得者層(注文する側)が、出会ってはすぐに離れる交点が配達によって発生することに興味を抱きました。都心での注文者の多くは高級マンション居住者であり、配達する際に通過するそのマンションエントランスは生活感を極力排し、豪華な設えとなっています。この公共空間と私的空間の境界であり、トモトシとの大きなギャップの象徴としてある高級マンションエントランスでのポートレート写真を用いたインスタレーションが1階展示室では展示されます。トモトシは、配達を繰り返していると、情緒的なやりとりが少ないフードデリバリーにおける注文者は、人間ではなくあたかもマンションであって、それらに飲み込まれていくような感覚になってくるといいます。食欲、金銭欲、名誉欲、さまざまな欲望が渦めく都市において、大きな資本に個人が飲み込まれてしまうのか、あるいはどのように抗うことができるのでしょうか。なお、会期中トモトシは会場に注文を待つ配達員として常駐し、注文のタイミングが合えばトモトシと共に配達へと同行することができます。そして、2階展示室においては、トモトシが継続して制作している白旗をモチーフとしたさまざまな映像を新旧を交えた5作品で構成されます。新しい戦前と言われ、国旗あるいは国家の意味が大きく変わりつつある現代において、コロナ禍から現在までに制作されたトモトシの白旗をモチーフとした作品はどのように映るでしょうか。ところで、フードデリバリーサービスと白旗、一見全く異なる作品に思えます。しかし前述の通りトモトシの作品においては、表面的になりすますこと、あるいは擬態することが重要な要素としてあり、今回は配達員という表面的な記号によって個人が判断され私的な空間への侵入できる状況と、現代において国旗という表面的な記号で重要な判断がなされている状況が緩やかに接続されていきます。また、本展はトモトシが会場に待機し、来場者と共に街へ繰り出すこともできるため、展覧会であると同時に、トモトシが主宰するトモ都市美術館で実践されているコミュニケーションをベースとした体験の共有や集団的なアクションの実践といった性格も含んでいます。ぜひ展覧会を見ながら作家と話をしにいらしてはいかがでしょうか。 Token Art Center is pleased to present “Hungry Condo,” a solo exhibition by tomotosi starting May 11.After graduating from the Department of Construction Engineering at Toyohashi University of Technology,...

個展「絶望的遅延計画」@TAV GALLERY

昨年開催の個展「Romantic Bomb」からちょうど一年、再度TAVで個展を開催します。7/21はオープニングレセプションもあるのでよかったら来てね!徒歩圏内にいくつか駅あるけど、最寄りは表参道駅です。 開催概要 名称:絶望的遅延計画 会期:2023年7月21日(金)- 8月6日(日) 会場:TAV GALLERY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F)[080-1231-1112] 時間:13:00 – 20:00 休廊:月、火 レセプションパーティ:2022年7月21日(金)19:00 – 21:00 この度、TAV GALLERYでは2度目の個展となるアーティスト トモトシによる個展「絶望的遅延計画」を開催いたします。トモトシは83年生まれ、山口県出身。都市空間や公共のルールを行動によって変化させる「都市との関わり方」を開発する気鋭のアーティストです。西荻窪にあるトモトシを中心とした任意団体による私設美術館「TOMO都市美術館」では、僅か7ヶ月の間に23本のワークショップを開催するなど、精力的に活動を行い、多くの参加者を誘い出すことと同時に、表現者たちの重要な交流場所として話題を呼んでいます。主に「1時間透明になって飲む」や、「渋谷区でオリンピックエンブレムを探す」「渋谷区渋谷の全コンビニを辿る」など、都市の微細な変化と不完全さや無意味さを辿るように、トモトシは日々、街に繰り出しています。都市とロマンスの関係性を可視化した個展「Romantic Bomb」から早一年、当展に寄せてトモトシは次のように語ります。東京で何かアクションを起こすと、一瞬だけその場が変容するように見えても、すぐにいつもの日常が戻ってくる。革命を起こさせない国で暮らし、何かを変えることを諦めた(絶望した)人間の最善の策は、いまの現状を維持することしかないかもしれない。今展では、東京の中でも特にジェントリフィケーション(=革命因子の排除?)が激化しているように感じられる渋谷を舞台に、複数の都市的な場面で「時間を引き延ばす試み」を提案する。世界的に既存の権威や秩序の崩壊、数多くのリノベーションが進む加速的な時代において、鈍足性を武器に、日本という国の都市空間の特異性、時間軸、構造を浮き彫りにするトモトシの新作に是非、ご期待ください。 佐藤栄祐 HOME

ATAMI ART RESIDENCE 参加決定

熱海での制作活動におけるアトリエの提供・制作費を支援する滞在制作型プロジェクト「ATAMI ART RESIDENCE」に参加します。トモトシ&TOMO都市美術館という名義も楽しみ。春から秋まで断続的に通って、11月に成果発表の機会があるようです! ■第1ターム(2023年4~6月ごろ滞在予定) 【参加アーティスト】(※五十音順) ・∈Y∋、市原えつこ、トモトシ&TOMO都市美術館、花井優太 HOME

「渋谷をストライキする。」緊急開催

トモトシによる「渋谷をストライキする。」を緊急開催します。よかったら目撃してください。桜の季節に、新しい生活や仕事が始まる次期に、ダイナミックな開発が続く渋谷を舞台としたアクションです。4/1の昼過ぎから始めて4/2、3、4、、??。終了時期は未定です。詳細な鑑賞の場所は、以下のアドレスもしくはDMなどへ連絡をいただいた方にお伝えします。tomo.museum@gmail.com “Striking Shibuya” by tomotosi will be held urgently. Please witness it if you like. This is an action set in Shibuya, where dynamic development continues in the season of cherry blossoms and the beginning of new life and work. The end date is yet to be determined. Detailed viewing locations will be provided to those who contact tomotosi directly via DM or to the following address, etc. tomo.museum@gmail.com HOME

Token Art Center 企画「螺旋の川」参加!

8 artists will perform through the Tokyo river. Token Art Center 企画、東京の真ん中を流れる川をクルージングしながらいろいろな出来事?を鑑賞する「螺旋の川」に参加します。ぼくは「善のトレーニング」というタイトルのアクションを試みる予定です。チケットは残りわずかかも…! 【開催概要(Token Art Centerウェブサイトより抜粋)】イベント名:螺旋の川日程:2022年11月19日(土)、20日(日)1便目17:10〜19:00(集合16:50、出航17:10)、2便目19:40〜21:30(集合19:20、出航19:40)※集合時間に間に合わない場合は事前に必ずご連絡ください。集合時間までに遅刻連絡をいただけない場合及び出航時間に間に合わない場合は、ご乗船出来ませんのでご了承ください。(荒天等により出航不可の場合、プログラムの都合により11月19日は12月18日(日)、11月20日は12月17日(土)に延期)実施場所:隅田川、北十間川、神田川、日本橋川参加アーティスト:梅田哲也、小寺創太、阪中隆文、寺尾紗穂、トモトシ、水沢なお、渡辺志桜里原案:入船主催:一般社団法人Token、「隅田川 森羅万象 墨に夢」 実⾏委員会共催:墨田区協賛:株式会社東京鋲兼、東武鉄道株式会社助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】協力:株式会社佐塚商事 奥多摩美術研究所、株式会社ジール、NPO法人 BEPPU PROJECTメインビジュアル制作:占部史人フライヤーデザイン:牧寿次郎記録撮影:鈴木光、松尾宇人※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実⾏委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。 ※集合時間に間に合わない場合は事前に必ずご連絡ください。集合時間までに遅刻連絡をいただけない場合及び出航時間に間に合わない場合は、ご乗船出来ませんのでご了承ください。 (荒天等により出航不可の場合、プログラムの都合により19日は12月18日(日)、20日は12月17日(土)に延期) 参加費・定員 参加費:4000円定員:各便25名(要事前決済・先着順・定員に達し次第終了)10月19日(水)12時チケット発売開始! ※記録のための動画、写真撮影を行いますので、予めご了承ください。 記録映像をToken Art CenterのYoutubeチャンネルにて12月下旬公開予定です。 「螺旋の川」は、外濠を含む神田川、日本橋川、隅田川などを日没後に巡るパフォーマンスクルージングです。航行する船の上から、アーティストによって仕掛けられた音声ガイド、パフォーマンス、音楽演奏、朗読、展示作品とともに、川によって形作られたさまざまな出来事の断片を体験します。 このイベントは2015年から主に大阪で不定期開催されている梅田哲也、hyslomらによるナイトクルージング・パフォーマンス《入船》を原案として企画、構成されています。 ———- クルージングの舞台となる川を考えるために、まずは既存の地図を参照してみたい。地図はその名の通り「地」面を描くものだから、その制作においては「地」面と「水」面の境界線を引くこと、つまり地と水を分離することが第一の原理となっている。そうして作られた地図における水、つまり川や池や湖は、陸上で生活する私たち人間にとって、地の中の空白として認識される。地図における水面はヴォイド、だから現代では川は都市の裏側といえるのかもしれない。 ここで、地から水へと視点をシフトさせて、川などの水面を中心に描いた川の海図のようなものを仮構してみる。地図において交通を遮断する川は、この川の海図においては自由に行き来できる道になる。近代以前には水運が盛んだったから、このように川を道としてみることもあったのではないだろうか。そして、近代以降に進展した治水事業や護岸工事によって人工的に水面が管理され、水と地の境界が強固に定着される以前は、川は野放図的に幅を伸縮させたり、流路を変化させたりし、その境界は一定してはいなかったのだ。ところで、民話や昔話の中にもその名残が多く見られるように、川は古来、この世とあの世を隔てる境界としても意識されてきた。水と地の境界が一定していない近代以前の、此岸と彼岸の境界が揺らいでいる状態を想像する。現実と、それとは異なる位相が反響する。 船は日没後に出航する。昼の陸上から見えていたものは、夜の水面からは見えないかもしれない一方で、見えていなかったものが見えるかもしれない。この川には、アーティストによる作品とともに、川によって長い時間をかけて生成されたさまざまな出来事の断片が点在している。ただし、この環境ではそれら作品と作品でないものの境界もまた一定してはいない。人工的に管理された地と水の境界が再び揺らぎ出すように、整えられた秩序を少しずつ乱しながら船は進む。 HOME

HAM2022『パフォーマンス : わたしより大きなりんかくがみえる』参加

HAM2022『パフォーマンス : わたしより大きなりんかくがみえる』 出展作家 石﨑朝子 、加藤真史 、トモトシ 、速水一樹 、光岡幸一 会期 10/8(土)〜10/10(月) 12:00-17:00 ※作品によって上演日時が異なります。雨の場合は10/15〜10/16に延期します。 HAM2022について 会場 茨城県つくば市中心市街地の公共空間 つくばセンター広場、ペデストリアンデッキ、松見公園、つくばセンタービル1階「co-en」イベントスペース、つくば市街 アクセス/マップ Infoにてハンドアウトを配布します。(つくばセンター広場2階、TXつくば駅A3出口より徒歩3分) 主催 HAM2022実行委員会 共催 つくば市(つくばペデカフェプロジェクト)、つくばセンター地区活性化協議会 『パフォーマンス:わたしより大きなりんかくがみえる』は、パフォーマンスを通して公共を考えるイベントです。石﨑朝子、加藤真史、トモトシ、速水一樹、光岡幸一ら5名の作家が、3日間※にわたってつくば市内の公共空間でパフォーマンスを行います。 石﨑らは都市における個人的な経験を起点に制作を行う作家です。今回はパフォーマンスイベントという形で、つくばという都市の経験から生まれた行為を作品として提示します。 会場は「筑波研究学園都市計画」の実現において約60年前に作られた公共空間です。磯崎新設計のつくばセンタービルや広場、全長10kmの遊歩道、いくつもの公園が連なった公共空間は、その大きさと機能を歩いて体験することで、国家プロジェクトというものの存在を感じることができる空間です。 5名の作家が街の中で行為をしてみせるとき、周囲の人が見ていた風景が少し変動します。そのとき風景を変えるのは、動きを作った作家なのか、動きを観測した目撃者の方なのか。互いの行為と視線が関係を持つという〈公共〉の中で、作家の行為を、つくばという都市を、見つめてみます。 ※一部作家は1週間にわたって作品を展示します HOME

ROKKO MEETS ART 2022

六甲ミーツ・アートに参加しています。

Now my work is on “ROKKO MEETS ART 2022”. Thank you to all concerned!8/27からスタートした六甲ミーツ・アート2022に参加しております。 六甲山の上の方で38組の作家が展示をつくっています。ぼくは六甲山芸術センターでの展示です。アクセスは少し難易度高いかもですが、来てもらえたら嬉しいです。 シンプルな展示なので、あまり情報量増やしても、、ということでキャプションもシンプルなのですが、ここでは経緯も含めて少し詳しく書いておきます。 7月半ばから神戸に滞在して、制作のきっかけをつかむために街なかをいろいろ徘徊していました。メリケンパークにある「BE KOBEモニュメント」面白い!となってからは、そこに的を絞って制作してきました。「BE KOBEモニュメント」は、神戸開港150年を記念して2017年に設置されました。阪神・淡路大震災から20年が経過し、災害から復興してきた喜びや今後のチャレンジ、神戸のプライドや街を愛する態度を「BE KOBE」というメッセージを表しています。 ぼくが目を付けたのは、このモニュメントの前に写真撮影の列が常にできているという現象です。ここで撮った写真をSNSにアップすることで「神戸を旅行した」という感慨がわいてくる観光客も多いでしょう。また近くに住む人が散歩やランニングの途中で写真を撮っていく姿も見ました。 自然とできた行列から順番に撮影が行われる姿を見ているうちに、このモニュメントが今の神戸を象徴しているように思えたのです。そしてこのモニュメントを見る目こそが神戸を見る目なのでは、、、と考え、撮影する人たちを撮影するというアイデアに行きつきました。 神戸での長期滞在は今回が初めての僕は、いち観光客でしかありません。なので「神戸がどのような街でどのように見られているのか」を語る資格はないのですが、あえて観光客の立場から表層的に神戸への視線をアーカイブしていくような作業だったら可能かもと思って撮影者の撮影をつづけました。 結果的に500人近くの「BE KOBEモニュメント」撮影者が集まったイメージができました。そしてこれを展示する場所が港ではなく六甲山の建物の一室であることも、ある種の縁を感じています。神戸は山と海とが近距離にある珍しい環境で、それぞれに違った魅力があります。今回の展示会場は六甲山の観光業に従事した方の元宿舎。現在海側にて多く集まっている視線を、この部屋にぶつけるということに勝手に興奮したりしています。 以上、展示始まったばかりの乱文ですが、このようなことを考えながら制作していたということを記録しておきたくて書いておきます。その他展示での細かいギミックや、面白かった他の出展作品のこともいずれどこかで話せれば、、、。 最後になりましたが、芸術祭参加を誘ってくださって、それ以来何度も食事に連れてって神戸の話をしてくださった高見澤さん、TOMO都市美術館やTAV GALLERYの展示にも来てくださって制作意図を理解しサポートしてくださった山川さん、いろいろわがまま言いましたがいつも優しく対応してくださった鷲尾さん、そして事務局チームのみなさんに大感謝です。 また、神戸市街での滞在で大変お世話になったうえにお祭りに連れてってくれたり神戸の歴史文化を教えてくださった麻理さん、前Pさんはじめ airk.kobe のみなさんに大感謝です。 いろいろ書いたけれど最後にひっくり返すようなことを。。六甲山の自然と点在する施設がすばらしいので普通に観光としていくのおすすめ。なので展示はおまけの引き立て役、くらいのテンションでちょうどいいかもです…! HOME

Upcoming Solo Show!

移転再開したTAV GALLERYで展示します6/17はレセプションもあるのでよかったら来てね!徒歩圏内にいくつか駅あるけど、最寄りは表参道駅です。 開催概要 名称:トモトシ個展「Romantic Bomb」会期:2022年6月17日(金)- 7月3日(日)会場:TAV GALLERY(東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布4F)[080-1231-1112]時間:13:00 – 20:00休廊:月、火レセプションパーティ:2022年6月17日(金)18:00 – 21:00http://tavgallery.com/romanticbomb/ 以下TAV GALLERYディレクターで当展企画者の佐藤 栄祐くんより。 この度、TAV GALLERYでは現代美術家トモトシの個展「Romantic Bomb」を 6月17日-7月3日まで開催いたします。トモトシは1983年生まれ、身体を用いた都市への言及、および無意識に形成された秩序の境界侵犯としてのパフォーマンスを行う作家として知られています。当展覧会の試みは、10年代のオルタナティブといった時代的性格から一度、トモトシの活動を引き剥がし、独立した一作家としての “トモトシ”の肖像をご覧いただくことです。 当展タイトルの「Romantic Bomb」は、多様化する性愛の問題を懐古的に捉え直すのではなく、都市空間の中における愛の形を作り直したいという作家自身のロマンティシズムと、公共や社会的な調和に対して異質な行動や物を持ち込むことを”Bomb”として組み合わせた造語です。当展に出品される作品は、かつての制作と地続きでありながらも、自身の身体を伴った介入(侵犯)の行動が最小限に留まっており、都市を俯瞰的に捉え、身体の在処を探るように一変した映像作品が並びます。それらは今、公民支配と化したポリコレ・ウイルスを激化させ、二項対立を生む安直なコマーシャリズムには決して留まらないアクティビズムであり、新たな表現として成立しています。オルタナティブ≒闘争という形を最小限に維持しつつも、静かに時代的潮流と向き合うトモトシの態度は、場とロマンスの関係性を問いただし、見えざる他者を想像させてくれることでしょう。 胸の内を明かせば、私がトモトシを取り扱うのは筋違いかもしれません。『トモトシ美術館』というジョークとしての名称と、その場に関係していた「百姓」の馴れ初めを冷ややかな目でみていたし、アーティストランスペースなどの場の脆弱性を批判し、ギャラリーのアウラの復興を計画的に行なっていました。また、2019以降のオルタナティブ≒闘争であった無数の “ If ” の提示方法が見直される現在において、革新性を伴うトモトシの表現がもつ、揺るぎない秩序を揺るがす可能性を、恐怖により直視できなかったことが、その理由です。しかし私は、目に見えていた他者を失い、今もなお場の文脈を背負い続けるトモトシの活動に屈して、不合理な彼との仕事が、重要な歴史と物語を継続できる唯一の可能性になると改心いたしました。 都市とロマンティシズムの関係から新たな「愛」の形を探る新作映像作品を中心としたTAV GALLERYでは初となるトモトシによる個展「Romantic Bomb」に、是非ご期待ください。 HOME

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