竹内公太 presents「家や町で作られたartをたくさん観ようの会」
この度TOMO都市美術館では、アーティストの竹内公太さんを迎え、「家や町で作られたartをたくさん観ようの会」を開催します!なお竹内さんは現在、東京都現代美術館「さばかれえぬ私へTokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展」に参加されています。過去と未来の人々の記憶に繋がってしまうような鑑賞体験でした。そちらのお話も聞けると思いますので、この機会にぜひ!
以前竹内さんがTOMO都市美術館に遊びに来てくれたときに、好きな動画を見せ合うという会が突然発生したことがありました。そのとき竹内さんのプレイリストの幅広さ、マニアックさ、面白さに驚き、「映像を紹介するだけのイベントやってください!」とお誘いしたのでした。ついに実現したのが今回のイベントです。
今回は「家や街なかで制作された過去のアート作品」というくくりでビデオや写真を紹介していただきます。(コロナ禍での発表機会を失った)アーティストやキュレーターによる試みには、アーメット・オーグットによるTry This At Home: Video Night with AHMET ÖĞÜTや、ハンス・ウルリッヒ・オブリストによる『DO IT(HOME)』(なおTOMO都市美術館では、2020年に布施琳太郎さんをゲストに「オブリストの『DO IT(HOME)』を勝手に開催する?ベッドルームの公共性?」というイベントを開催)などの事例があります。
それぞれ発表のかたちは違いますが、面白いと思った作品を自分以外の人に共有するという点は共通していると思います。当日は17時スタート。海外の作品を中心に、テンポ良く次々に観ていく予定です。肩肘張らずに、緩めの勉強会に参加するつもりでお越しいただければ幸いです。遅くまでやってますので、途中参加・途中離脱もちろんOKです。ぜひぜひ!
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竹内公太 presents「家や町で作られたartをたくさん観ようの会」
日時: 2023年4月29日(土)17:00 – 22:00
会場: TOMO都市美術館(杉並区西荻南2-9-12)
プレゼンター: 竹内公太
司会進行: トモトシ
参加費: 無料
問合せ先: 080-3057-9642もしくはDM
※予約不要
※投げ銭、差し入れ大歓迎
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竹内公太
1982年生まれ、福島県在住。パラレルな身体と憑依をテーマに、時間的・空間的隔たりを越えた活動を展開する。建築物、石碑、彫刻、公文書、郷土史家や目撃者のインタビューといった人々の記憶に触れながら、地図、ストリーミング映像、UAVカメラなどの多角的な視点で、メディアと人間との関係を探る。http://kota-takeuchi.net/
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めちゃ面白かった!5時間ノンストップ!竹内さんありがとうございました!公私の境界を問う作品を連続で観ているうちに、家って何?ってなってきて、ついには「家系作品」「暇系作品」という強単語が出たり!家やその周辺を舞台にしながら、政治、環境、家族の問題をあぶりだすような作品は、現代を生きるぼくたちにとって共有できるテーマばかりでした。それでも特にアーメット・オーグットの出身地でもあるトルコの作家が多かったこともあって、日本ではなじみのない作品を見れたことがよかったです。やはり文化が違うと作品制作の切り口も違って、その多彩さに「はぁーー」が止まりませんでした。打ち上げ中もおすすめの作品を紹介しあってました!第2回も…ぜひ!
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