都市をたずねる 42 – 「ロード・オブ・アートラヴァー ラスト44!」
2023年1発目のTOMO都市美術館企画「都市をたずねる」。1月7日(土)はギャラリーを88カ所巡るツアー「ロード・オブ・アートラヴァ― ラスト44!」をやってみます。2022年12月3日に開催した「ロード・オブ・アートラヴァー」にて、1日かけて鑑賞しまくったけど、44のギャラリーをめぐるところで時間切れとなりました。参加者とは残り44も必ずめぐりましょう!ということを話して別れました。そして2023年の始まったタイミングで、その残りの44を見てまわる会を開催します!
知らず知らずのうちに通うギャラリーや同行するメンバーが固まってきたりしてしまうのではないでしょうか。またギャラリーとギャラリーの間はまち歩きとしても魅力的な場合が多い気がするので、散歩コースとしても新たな発見があるはず!そんな思いから企画したイベントの、いわば後編です!
東京のなかでもギャラリーが密集している、以下の日本橋~銀座~六本木~表参道~渋谷において、前回は日本橋~銀座で終了しました。今回は逆のルート、渋谷~表参道~六本木をめぐる予定です。
https://goo.gl/maps/bXuxAAjciPgcM6F49
この時期に開いていて、入場無料で、道順的に巡りやすいギャラリーをランダムにピックアップしています。ツアー途中でリストにないギャラリーがあったりしたら、紹介していただけると嬉しいです。途中参加・途中離脱もちろんOK!なかなか過酷なツアー、誰が来るでしょうか。誰も来なくてもトモトシ1人でやってみます。
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都市をたずねる Vol.42 『ロード・オブ・アートラヴァー ラスト44!』
日時:2023年1月7日(土)
集合:10:00 渋谷駅ハチ公前
終了予定:19:00 六本木
参加費:無料
当日連絡先:080-3057-9642(トモトシ)
企画:TOMO都市美術館
幹事:トモトシ
協賛:募集中
※基本歩き移動です。歩きやすい恰好で来てください。
※雨天順延
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半分やり残してしまいずっと気になっていたこの企画ですが、ちょうど1ヵ月後、しかも新年に開催というのもテンション上がる要素たくさんでした。雨の予報もありましたが朝からめちゃくちゃ晴れてギャラリー巡り日和となりました。ハチ公前に集合して、自己紹介もそこそこにさっそく一カ所目の岡本太郎「明日の神話」へ。ここはギャラリーではないし、もともとプランにはない場所だったのですが、渋谷で何かやるときの挨拶がわりとしてまず拝んでおきました。午前中までに西武やBunkamuraやパルコなどのデパート系のギャラリーを巡りました。そのあとは参加者の知ってる場所を紹介してもらったりしながら渋谷中のギャラリーを見て回るつもりで歩きました。渋谷の街の再開発を横目に、「あそこの更地、何の店だったっけ?」みたいな話で盛り上がりました。お昼休憩をはさんで、後半は表参道・原宿エリアを動き回りました。同じ絵画や立体作品でも、ポップさやユースカルチャーの要素が随所に見られて、前回の銀座日本橋とは明らかに違ってて面白かったです。正月休みの期間がウェブの情報と違っていたりして、目の前まで行ったけどクローズしているというがっかりが合計で5つはありました。加えて、暗く、寒くなってくると足がしんどくなってきますが、残りいくつという具体的な目標が見えてきてみんなで励まし合いながら歩いていました。そしてみんなで話して決めていたラストのPRADA青山のサイモンフジワラ展で終了!!写真からも伝わるかもですが、疲れました。みなさんお疲れ様でした。28000歩、18kmでした!
途中みなさんとも話しましたが、この企画の裏テーマについても一応。ギャラリーで展示しているといろいろな人が見に来られます。写真を撮って、ソーシャルメディアにあげられる方も多くいらっしゃいます。なかには「ほんとうに作品見ましたか?」と聞きたくなるような早業の、その道のプロの方もいらっしゃいます。これは現代のデフォルトの鑑賞体験だとも思うので、特に批判的になるつもりもないですが、どうせなら僕自身、一度そのような鑑賞の仕方を体現してみたいと思っていたのでした。とにかく数にこだわることを強調したのもそのためです。道中、この点についても参加者ととても有意義な議論ができて楽しかったです。重ねてお礼申し上げます。(トモトシ)
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