ようこそパイセン! Vol.2 – 中村穣ニ

作家として活動を続けていると、会ったり、一緒に仕事したりする人が固定されてきていると感じるときがある。いつの間にかシーンのなかでグループやポジションができ、共通言語を持つもの同士で固まっていく。そして、別のグループと交流することが難しくなっていたりする。そもそも先輩にあたるような方々には話しかけづらい。けれどこのままだと一生TOMO都市美術館に来てくれなさそうな人もいる。でもたくさんの人が住む「都市」の中に、鎖国的なTOMO都市美術館とかナンセンス以外の何ものでもないじゃないか、、、。

そのような状況を打破すべくこの企画は考えられた。少し遠くに感じられた表現者たちをご招待し、お酒の力をかりて作風や築いてきたキャリア、今考えていることなんかを存分に語っていただきたい。そして、僕たちのことも知ってもらいたい。また、同じように知ってもらいたいという人にも集まって欲しい!それこそ都市にも芸術にも、本来垣根などないはずだと思うから。だから、ようこそパイセン!

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ようこそパイセン! Vol.2 『中村穣ニ』
 – ゲスト 中村穣ニ
 – 幹事 松田修、トモトシ
日時:2021年7月10日(土)18:00 – 20:00 ※延長の可能性あり。
会場:TOMO都市美術館(東京都杉並区西荻南2-9-12
料金:無料 ※飲食は有料のものもあり。
定員 : 10名程度 (クラウドファンディング支援者優先)
予約 : https://forms.gle/VVyxPWdnEWzAukoj6
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中村穣ニ joji nakamura
https://www.instagram.com/joji_nakamura/

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松田修
1979年尼崎出身。二度の鑑別所収監を経て、東京芸術大学大学院美術研究科修了。映像、立体、絵画とジャンルを問わず様々な技法や素材を駆使し、社会に沈潜する多様な問題を浮上させる作品を制作。主な展覧会に「居場所はどこにある?」(東京藝術大学大学美術館陳列館, 2021) 、「こんなはずじゃない」(個展, 無人島プロダクション, 2020) 、「ダークアンデパンダン」(共同企画, 会場非公開, on website, 2020) 、「にんげんレストラン」(旧歌舞伎町振興組合ビル, 2018) 、「リビング・メッセージ」(個展, ARTZONE, 京都, 2018) 、「不適者生存」(個展, オルタナティブスペースコア, 広島, 2018) 、「みんなほんとはわかってる」(個展, 無人島プロダクション, 2017) 、「何も深刻じゃない」(個展, Garter, 2015) など。著書に『公の時代』(卯城竜太 (Chim↑Pom) との共著, 朝日出版社, 2019) がある。
http://osamumatsuda.com/

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ようこそパイセン第2回はペインターの中村穣ニさんをお招きしてのあつい夜となりました!学生の方も多く来てて、考えてることとか聞かせてくれて楽しかったです!穣ニさんの柔和な雰囲気があてってこその打ち解けた場となりました。穣ニさん、めちゃ良いお話とお時間ありがとうございました🙏いろいろ励みになった!またお誘いさせてくださいー!(トモトシ)

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TOMO都市美術館