都市をたずねる 18 – 山本華 / 風間英春「対談・報道とストリートフォト」

東京・西荻窪に開館した「トモ都市美術館」。毎週土曜は、オープン・ミュージアム・デー。ゲストを招き、現代都市について意見を交わせるトークプログラム「都市をたずねる」を開催します。※今回はトモ都市美術館の移転中に伴い、TAVギャラリーにて開催となります。

『対談・報道とストリートフォト』
11月7日(土)の「都市をたずねる」は、山本華と風間英春をゲストに招きます。山本は「報道」そして「美術」というジャンルを自覚的に跨いで「写真家」としての活動を続けてきました。一方の風間は、新宿でホームレスのドキュメンタリーの制作や小説執筆など独自な企画を目論む作家です。活動初期からお互いの表現を見てきた二人による対談から、表現への新たな眼差しを探ります。

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ここ二年ほど制作を行ってきたアメリカ・香港・福島を軸に、報道と美術の間(もしくは名も無きフィールドで)の活動を中心に話します。(山本華)

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土曜トモ都市 – 都市をたずねる 18 『報道とストリートフォト』
– ゲスト:山本華、風間英春 
日時:2020年11月7日(土)18:00 – 20:00
会場:TAVギャラリー(東京都杉並区阿佐谷北1-31-2)
料金:500円
幹事:トモトシ、西田編集長

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山本華
1999年千葉県市川市出身。写真家、報道写真家。多摩美術大学在学中。 2018年に相模原市とアメリカ、屋久島を巡る旅をおさめた写真集『Gardening』を自費出版し、翌年からニューヨークに滞在。マグナム・フォトのワークショップを経て、初の個展『西の旅、不在を遠くに見つめる』を関内文庫(横浜)で開催。また香港での反政府デモを独自に取材し、現在はレジスタンスや移民研究を行う。ドキュメンタリープロジェク トに『OPINION』、エッセイ『転転』など。
https://yamamotohana.myportfolio.com/work
https://www.instagram.com/yamamotohana324/

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風間英春
1998年 東京都新宿区生まれ。東洋大学メディアコミュニケーション学科在学中。 主にメディア、ジャーナリズム研究を行う。ドキュメンタリー『端の世界から』で路上生活者に密着したドキュメンタリーを製作し、和田博幸のSAを2019年度より務める。16 歳からMVをはじめとするビデオ作品の製作を行う。2018年、論文『人間とは何か』で は、人工知能の台頭をきっかけに人間の本質について問い、身体としての人間及び創作活 動における人間の役割について執筆。2019年「神様」がテーマの同人誌『らんちう』で 高学歴な学生がオウム真理教へと入信していく様を描く短編小説『蜚蠊』を執筆。

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今回はTOMO都市美術館の移転に伴って、同じ中央線でお世話になりってるTAV GALLERYにて開催。初めての写真家のゲストということもあって、新鮮なお話を聞くことができました。お二人とも大学在学中でありながら外部で旺盛な活動をしいらっしゃる。国内外問わずガンガン取材に行って自ら成果を撮りに行くスタンスには大きな感銘を受けました。お客さんからも専門的な質問が飛び交う、アツい会でした。終了後は阿佐ヶ谷のインド料理屋さんで打ち上げ。(トモトシ)

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TOMO都市美術館