都市をたずねる 1 – ゲスト 山本浩貴


東京・西荻窪に開館した「トモ都市美術館」。毎週土曜はゲストを招き、現代都市について意見を交わせるトークプログラム「都市をたずねる」を開催します。6月20日(土)の「都市をたずねる」は、「社会と芸術」の視点から第二次大戦以降の西洋と日本の美術を総覧した『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』を昨年上梓した山本浩貴をゲストに迎え、研究者であり美術家でもある山本浩貴のこれまでの活動のスクリーニングを行います。

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都市をたずねる 1 – ゲスト 山本浩貴
日時:2020年6月20日(土)18:00 – 20:00
会場:トモ都市美術館(東京都杉並区上荻4-6-6
料金:500円
幹事:西田編集長
※トーク参加は先着順で、10名程度となります。
※トモ都市美術館プレオープニング展 トモトシ「ヘルニア都市」開催中(展覧会は 15:00 – 23:00 開館)

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山本浩貴
1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒。2018年、ロンドン芸術大学博士課程修了。2013〜18年、ロンドン芸術大学トランスナショナル・アート研究センター博士研究員。韓国のアジア・カルチャーセンター、香港理工大学を経て2020年1月より東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教。

参考:コロナ禍と芸術 『現代美術史』著者・山本浩貴に聞く「コロナ時代の(と)アート」|美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/series/s25/21734

参考 : artscapeレビュー 山本浩貴『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』
https://artscape.jp/report/review/10158984_1735.html

参考:著者に聞く 『現代美術史』/山本浩貴インタビュー|web中公新書
http://www.chuko.co.jp/shinsho/portal/113769.html

INFORMATION – EXHIBITION
朝露 日本に住む脱北した元「帰国者」とアーティストとの共同プロジェクト
日程:2020年11月5日(木)- 11月10日(火) 
会場:北千住BUoY(東京都足立区千住仲町49-11)
展示作家:琴仙姫、竹川宣彰、山本浩貴+高川和也
http://buoy.or.jp/archives/program/asatsuyu

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トモ都市美術館で初めてゲストを招いてのイベントで、しかもコロナ禍ということでいろいろ神経使ってしまい、、、肝心のトークがしどろもどろの受け答えになってしまいました。それでも山本さんが優しく丁寧に意図を汲み取ってくれ、さらに面白く展開してくれました。ほんと山本様様です。先日出版された『現代美術史』のなかから、特に興味のあるシチュアシオニストについての議論をたくさんうかがえたことが個人的に満足ポイントでした。その他山本さんのプレゼンテーションのなかで感銘を受けた点は、「人の作品について批評はせず、それだったら自分で作る」ということでした。実際に研究や執筆と並行して、かなりのペースで制作されていて、11月にはBUoYで「朝露」と題されたプロジェクトに参加されるそう。めちゃくちゃ楽しみにしてます!(トモトシ)

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TOMO都市美術館