THE NEVERENDING CEREMONY
バラナシ(インド)には年間100万を越えるヒンドゥー教徒の巡礼が訪れ、なかにはここで死ぬことを目的にする人さえいる。 そんな街バラナシに無数に点在するマンディール(小規模なヒンドゥー教寺院)を見つけるたび、トモトシはお祈りをすることにした。現地で買った黄色いスカーフ、麻のパンツ、数珠とビンディ(額の模様)を身にまとった。観光客としての彼は、現地人を装いお祈りする自身の姿をカメラで録画した。すると、通行人の皆さんは、カメラを置いたままにして目をつぶっているトモトシに対して「気をつけろ」と声をかけるのだった。この映像は、いろいろな形で説教をされた記録である。
In Varanasi, Tomotosi prayed at the countless small mandirs scattered throughout the city, recording himself as a tourist in prayer. With his camera placed on the ground and his eyes closed, passersby would call out, warning him to be careful. This video captures the many ways people offer guidance and concern.



