アートコレクターズ2月号に記事掲載
だいぶ前の話ですが、アートコレクターズ2月号に昨年の個展「tttv」の記事を載せて頂きました。著者は秋山佑太。
メゾンエルメスのミルチャ・カントル展で秋山さんと偶然一緒になって、その流れで生須くんと合流、極寒の桜田公園で酒飲んでるときに「中央本線画廊で個展やらない?」と誘われたのが始まり。
中央本線画廊は、いわゆる「画廊」をパロディーする形で17年に立ち上げられました、既存の美術のシステムに対する秋山さんなりの批評的意図をこめて。以来2年間にわたって、メインストリームからこぼれるアーティストに展示のチャンスを与え、お金のない作家や関係者が集まって飲める場を提供してくれました。真の意味で「オルタナティブ」の機能を果たしていたと思います。
もちろん僕も中央本線画廊プロジェクトにお世話になった1人。記事では、画廊がオープンして2年の間に企画されたプロジェクトの1つとして僕の展示が紹介されています。それだけでなく作家論的なとこまで踏み込んで書いてもらえていて、素直に嬉しい。秋山さんは自身もプレイヤーでありながら業界を客観視しプロデュースする力があり、とても信頼しています。
記事内にもありますが、中央本線画廊は2019年3月以降の活動休止が決まっています。でも別の形で生まれ変わるという話もちらほら聞いています。新たな動きに期待しているし、できる限り協力していきたいと思っています。
アートコレクターズ2月号