都市をたずねる 46 -「東京駅地下街で12時間過ごす」


TOMO都市美術館の土曜の恒例企画「都市をたずねる」。2月4日(土)は東京駅の地下街でいろんなアクティビティを探しながら半日滞在してみる『東京駅地下街で12時間過ごす』 をやってみます。 ルールはシンプル、地上に出ないこと。地下街と言っても実際はかなり広大で、東京駅、大手町駅、銀座駅、日比谷駅あたりは地下でつながっていて、駅を超えて活動できます。さらに地下道から直結のデパートやビルも多く、もはや半日では周り切らないエリアです。ちょっと調べた感じだと、東京ステーションギャラリー、インターメディアテク、銀座SIX、ソノ アイダ、あたりは地下街と直結していて、展示見に行ったりできそうです。
地上に出れないことが精神的肉体的にどう作用するのかはわかっていませんが、、ちょうどこの日は雨予報、そして最近は外で歩き回る企画が多く、寒い思いをしていたのでこんなことをやってみたくなりました。東京駅の地下で集合して、一度も外に出ることなく12時間後、東京駅の地下で解散しましょう。途中参加や途中離脱ももちろんOKっす。誰も来なかったらトモトシ1人でやってみます。

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都市をたずねる Vol.46 『東京駅地下街で12時間過ごす』
日時:2023年2月4日(土)10:00 – 22:00
集合:10:00 東京駅構内 動輪の広場(JR丸の内南口改札を出てすぐの所)
解散:22:00 東京駅構内 ※希望者いれば軽く乾杯しましょう
参加費:無料
当日連絡先:080-3057-9642(トモトシ)
企画:TOMO都市美術館
幹事:トモトシ
協賛:募集中
※予約の必要なしです。集合場所に直接お越しください。
集合場所が分からない方、途中合流の方はトモトシの電話かDMでご連絡ください。
大雨でもやります。

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集合場所は丸の内地下南口改札
気になってた行列はワクチン接種のスタッフでした。
ここで着替えて皇居ランいくらしいお店。
三越に行きたいけど、外に出ずに行くルートがない!
マルゼンで情報接種
こういう通路がたくさん
キャラクターストリート
ラーメン横丁
ここ出たら日本橋なんだけど太陽の光が、、
ステーションギャラリー佐伯祐三展。これだけ作品数並んで見れるとぐいぐい伝わってくる。地上に出ないように辿り着くのに30分かかったけど、、見れて良かった。
ながーい地下道。
日比谷まで来た。
ミッドタウンにあったストリートピアノ。せっかくなので3人で演奏してみました。
ぽん太。
謎のへこみ。
地下鉄の父、早川徳次さん
銀座方面へ。
GINZA SIXのためにある道。
Jean Jullien 「PAPER PEOPLE」
銀座松屋の小倉織の展示。
アートロードを通って東京駅に戻ります。
半日ぶりに帰還。

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どんな展開になるのかわからないままスタート。不自由なルールを楽しみながら、ときに苦しみながら、初めての景色に出会える愉快な旅になりました、疲れたけど。前もって行きたい場所はいくつか想定していたのですが、目的地が近いのか遠いのかそれとも辿り着けないのか、、チャレンジするまで不明という体験が新鮮でした。例えば東京ステーションギャラリーに地下から行くには、いちど1階に出てから地下に戻らないと辿り着けなかったりして、そのルートを見つけるまでに30分彷徨ったということもありました。地上を歩くってストレス少ないんだな、というのを再認識する半日でもありました。道が傾いてたり、立体交差したりしたときにその意味を話したりして、鉄道作った人への拍手も鳴り止まずでしたね。参加してくれた皆さん、お疲れ様でした。(トモトシ)

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TOMO都市美術館