都市をたずねる 34 – 「鈴木萌夏ガイド!!『新宿少年アート』再訪」

TOMO都市美術館の土曜の恒例企画「都市をたずねる」。7月16日(土)は、キュレーターで90年代の美術の動向を研究していらっしゃる鈴木萌夏さんをゲストにお招きして、「鈴木萌夏ガイド!!『新宿少年アート』再訪」を開催します。
1994年に新宿各地路上にて開催された「新宿少年アート」を辿るツアー。その箇所自体、当時の作品展示が行われていた新宿駅東口のダイビル前(アルタ前)集合。鈴木さんによるミニレクチャーの後、おすすめのコースをツアーしていただきます。その後は、マップを見ながら各自で追体験していただきます、、当時展示されていた場所に掲出されたQRコードを読み込むことで作品についての情報を得ながら。当時の企画意図とは異なりますが、コロナ禍における発表の形式について考えるための参照事例としても優秀なのではないでしょうか。ツアー後にはカフェ的なとこに移動して意見交換の時間も設けます。現代において表現することについて、議論が深まれば幸いです。当日暑いと思いますので途中参加・途中退散もちろんOK。気軽にご参加ください。

※イベントは記録撮影をし、後に発表する可能性があります。また撮影を希望しない場合は事前にお伝えいただけますと幸いです。

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都市をたずねる 34 「鈴木萌夏ガイド!!『新宿少年アート』再訪」
ゲスト:鈴木萌夏
協力:中村政人
幹事:トモトシ
日時:2022年7月16日(土)17:00 – 21:00ころ
集合:新宿ダイビル(新宿区新宿3-24-3)前
参加費:1000円(学生500円)
当日連絡先:080-3057-9642(トモトシ)
共催:募集中

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鈴木萌夏
1996年東京都生まれ。女子美術大学芸術学部博士前期課程アートプロデュース表現領域修了。現在、東京藝術大学大学院博士後期課程先端芸術表現領域在籍。1990年代の東京を中心とした現代美術シーンの調査研究を行う。主に、研究プロジェクト「レントゲン藝術研究所の研究」として展覧会やインタビュー、ZINEの発行など。
https://researchmap.jp/moekasuzuki

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新宿の別のレイヤーを覗きみるような体験。30年近く前の伝説的なイベントは、これまでテキストや写真でしか見ることができなかったです。ただ今回実際に歩いてみたことでぐっと身近なこととして感じられるようになりました。参加者個々で再訪してもらいました。ただ鈴木さんが用意してくれた絶妙な抽象度のマップと発見難易度高めのQRコードの組み合わせで、参加者同士のコミュニケーションが発生していて、それもいい感じでした。鈴木萌夏さん、参加してくださった方々、ありがとうございました!銀ブラート再訪もやりたくなったし、都市をさまようイベントはこれからも開催する予定ですので、引き続きよろしくお願いします。(トモトシ)

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TOMO都市美術館