都市をたずねる 15 – ゲスト 石毛健太

石毛健太
下大沢駿 

東京・西荻窪に開館した「トモ都市美術館」。毎週土曜は、オープン・ミュージアム・デー。ゲストを招き、現代都市について意見を交わせるトークプログラム「都市をたずねる」を開催します。

9月19日(土)の「都市をたずねる」は、美術家であり、展覧会企画やキュレーションを数多く手掛ける石毛健太をゲストに迎え、本展覧会出展作家である下大沢駿との対談形式ですすめます。開催中の下大沢駿「さやならプラタナス」への応答を起点に、ニュータウンとモールについて、また石毛氏の活動や最近の関心から都市への新たな眼差しを探ります。

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都市をたずねる 15 – ゲスト:石毛健太 / 出演:下大沢駿 
日時:2020年9月19日(土)18:00 – 20:00
会場:トモ都市美術館(東京都杉並区上荻4-6-6)
料金:500円
幹事:トモトシ
※トーク参加は先着順で、10名程度となります。
※下大沢駿 個展「さよならプラタナス」開催中(展覧会は 14:00 – 20:00 開館)
※トモ都市美術館 常設展「トモトシ Archive 2016-2020」開催中(展覧会は 14:00 – 20:00 開館)

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石毛健太
美術家。インディペンデントキュレーター。Urban Research Group (URG) 運営。1994年生まれ。2016年多摩美術大学卒業。2018年東京芸術大学大学院修了。主な参加展覧会に、「Scan The World [STAGE:CORECRIVE BEHAVOR] 」(FL田SH, 東京, 2018) 、「生きられた庭」(京都府立植物園, 京都, 2019) 、「『東京計画』vol.3 URG NEW ADDRESS」(Gallery αM, 東京, 2019) 、「working/editing 制作と編集」(アキバタマビ21, 東京, 2020) 。主なキュレーションに、「変容する周辺 近郊、団地」(八潮団地, 東京, 2018) 、 高橋臨太郎 個展「スケールヒア」(BLOCK HOUSE, 東京, 2019) 、「working/editing 制作と編集」(アキバタマビ21, 東京, 2020) 。

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下大沢駿
1993年東京都生まれ。神奈川県出身。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。ニュータウン出身系アイデンティティ模索型の作家。都市計画における自然の人工的な側面に注目し、過去との非接続によって拡散されたリアリティを対象化する。近年の展示として、「Artists in FAS 2019」(藤沢市アートスペース, 神奈川, 2019)、「街路樹とスーパー堤防」(S.Y.P Art Space, 東京, 2019)、「EXPOSITION ―来るべきアート | art to come」(銀座 蔦屋書店, 東京, 2020) 。

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東京の郊外ニュータウン育ち、東京藝大出身の今回の主役2人には多くの共有できる価値があり、それを1つ1つ確認するようなイベントでした。個人的には、日本全国のイオンモールの位置や規模を見比べてこんなに楽しく話す人たちを初めて見たのが面白かったです!こんなに価値観の合う2人ですが、(お互いの展示は見たことはあったが)話しかったことはなかったそう。記念すべきコミュニケーションが、下大沢くんの展覧会初日に発生したことがとっても感慨深かったです。(トモトシ)

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TOMO都市美術館