都市をたずねる 8 – 佐原しおり「アーティストと都市」


東京・西荻窪に開館した「トモ都市美術館」。毎週土曜は、ゲストを招き、現代都市について意見を交わせるトークプログラム「都市をたずねる」を開催します。

8月8日(土)の「都市をたずねる」は、2019年のトモトシ個展「有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館, アーティスト・プロジェクト #2.04) のキュレーションを担当した学芸員・佐原しおりをゲストに迎え、 当時の裏話を含めて振り返っていただきます。 後半はサイパン、シンガポール、イタリア、そして東京など、佐原しおりが近年関心をもつ都市におけるアートの事例を紹介していただきます。 特にサイパンに関しては、寄稿を寄せられた長谷川新キュレーション展「STAYTUNE/D」についての興味深いお話もいただく予定です。

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土曜トモ都市 – 都市をたずねる 8
– ゲスト 佐原しおり -「アーティストと都市」
日時:2020年8月8日(土)18:00 – 20:00
会場:トモ都市美術館(東京都杉並区上荻4-6-6)
料金:無料
幹事:トモトシ
※トーク参加は先着順で、10名程度となります。
※トモ都市美術館 常設展「トモトシ Archive 2016-2020」開催中(展覧会は 15:00 – 23:00 開館)

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佐原しおり
埼玉県立近代美術館学芸員。1989年生まれ。日本近現代美術史。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。2016年より群馬県立館林美術館学芸員、2019年4月より現職。主な企画として、「時代に生き、時代を超える 板橋区立美術館コレクションの日本近代洋画 1920s−1950s」(群馬県立館林美術館, 2018)、「アーティスト・プロジェクト #2.04 トモトシ 有酸素ナンパ」(埼玉県立近代美術館, 2019-2020)。

参考:美術手帖 – 佐原しおり
https://bijutsutecho.com/search/tag/magazine?q=7347

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昨年のトモトシ個展「有酸素ナンパ」を担当した埼玉近美学芸員・佐原しおりさんにお越しいただきました、満を持して。実はトモ都市美術館の学芸員(!)としても在籍していただいております。トモトシの個展のときの話から始まって、最近レビューを寄せられた長谷川新キュレーション展「STAYTUNE/D」の話へ。戦時下のシュルレアリストの数奇な運命について、現在の状況も絡めて語っていただきました。このタイミングで聞けて良かったと思えるお話しの数々でした!終了後は近所のアーティストも遊びに来て、気付いたら終電まで話していました。ありがとうございました!(トモトシ)

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TOMO都市美術館