都市をたずねる 3 – ゲスト うらあやか

うらあやか 《バナナ・ミーツ・ステーション》 / 2019、 レクチャーパフォーマンス / photo by Takafumi Sakanaka

東京・西荻窪に開館した「トモ都市美術館」。毎週土曜はゲストを招き、現代都市について意見を交わせるトークプログラム「都市をたずねる」を開催します。7月4日(土)の「都市をたずねる」は、パフォーマンスを中心に制作を手がける うらあやか をゲストに迎え、これまでの活動のスクリーニングを行ってもらいながら、現代都市の可能性を探ります。

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土曜トモ都市 – 都市をたずねる 3
– ゲスト うらあやか

日時:2020年7月4日(土)18:00 – 20:00
会場:トモ都市美術館(東京都杉並区上荻4-6-6
料金:500円
幹事:西田編集長
※トーク参加は先着順で、10名程度となります。
※トモ都市美術館プレオープニング展 トモトシ「ヘルニア都市」開催中(展覧会は 15:00 – 23:00 開館)

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うらあやか
1992年神奈川県生まれ。美術作家。武蔵野美術大学油絵学科卒業。パフォーマンスを中心に、「相反する物事を反転若しくは攪拌する装置としての作品」を手がける。近年の発表に、「〈引込線/放射線〉」(埼玉,東京,神奈川など各所,2019)、「female artists meetingのための展覧会 (どのような秘密や緊張、葛藤が生まれるだろう!)」(Art Center Ongoing,東京,2019)、「対馬アートファンタジア 2019」(対馬,長崎,2019)、「私はそれを“ダンスの素子”と名付ける」(広島芸術センター,広島,2019)、「おどる墓石 その2/(ちぎれたみみず) (筒のような身体)」(blanClass,神奈川,2019,企画:野本直輝) など。個人の活動のほか、female artists meeting、Ongoing Collectiveに参加。CSLAB管理人。
https://urayaka.jimdofree.com/

参考:CSLAB
https://twitter.com/TZU_CSLAB

参考:身体の振る舞いを作品化する。松岡剛評 うらあやか「私はそれを“ダンスの素子”と名付ける。」展|美術手帖
https://bijutsutecho.com/magazine/review/19743

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パフォーマンスアーティストとしての活動に加えて、美術に関わる女性たちのネットワーク「female artist meeting」の活動や、東京造形大学「CSLAB」の管理人としてユニークな企画を発案するなど、本当に多彩に活躍されているうらさん。すべては語り切れないので、特に今回は都市というお題を設けて、自作のスクリーニングをしていただきながら街との関わりや人との関わりについてお話しいただきました。うらさんの作品にある「野良犬を追いかける視点」や「他人の身体を着る」という発想からうかがえるのは、自分以外の人や物とどうやったら分かり合えるのかという挑戦なのだと思います。お話からも自分以外の人との関わりが必然である都市についての、実践的で示唆的な態度を感じることができ、多くの気付きをいただきました。ありがとうございました。(トモトシ)

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TOMO都市美術館